猫がトイレに行く前や、終わった直後に鳴く様子を見ると、
「苦しいの?」「何か異常がある?」と不安になりますよね。
実は、トイレ前後に鳴く行動は、体の不調や病気のサインであることが多く、注意が必要です。
特に、これまで鳴かなかった猫が急に鳴くようになった場合は要注意です。
この記事では、
- 猫がトイレ前後に鳴くときに考えられる異常
- 病気の可能性
- 緊急性の高い症状
- 飼い主が取るべき正しい対処法
- 動物病院を受診する目安
を詳しく解説します。
猫がトイレ前後に鳴くのはどんな状態?
次のような行動が見られる場合、体に異変が起きている可能性があります。
- トイレに行く前に鳴きながらウロウロする
- 排泄中に鳴く
- トイレ後に大きな声で鳴く
- トイレを何度も出入りする
- トイレの中でうずくまる
鳴き声が苦しそう・切なそうな場合は特に注意が必要です。
猫がトイレ前後に鳴く主な原因(異常)
① 排尿時の痛み・違和感
猫がトイレ前後に鳴く原因として最も多いのが、排尿時の痛みです。
考えられる病気には、
- 膀胱炎
- 尿路結石
- 尿道閉塞(特にオス猫)
があります。
排尿時に痛みがあると、
✔ トイレに行く前に不安で鳴く
✔ 出し終わったあとに痛みで鳴く
という行動が見られます。
② 排便時の痛み(便秘・腸のトラブル)
排便に関係するトラブルも、鳴き声の原因になります。
- 便秘
- 硬い便
- 腸の炎症
排便時に強くいきむため、苦しさから鳴くことがあります。
特に老猫では、便秘が慢性化しやすいため注意が必要です。
③ 尿や便がうまく出ていない
- トイレに行くのに出ない
- 少量しか出ない
- 何度もトイレに行く
このような状態は、緊急性の高い異常です。
特にオス猫の尿道閉塞は、命に関わることがあります。
④ トイレ環境への不満(ただし要注意)
まれに、
- トイレが汚れている
- 砂が合わない
- トイレの場所が落ち着かない
といった理由で鳴くこともあります。
ただし、痛そうな鳴き方や回数が多い場合は病気を優先して疑いましょう。
急に鳴くようになった場合の注意点
① 排泄物の状態を必ず確認する
以下をチェックしてください。
- 尿の量・色・回数
- 血尿が出ていないか
- 便が出ているか、硬くないか
血尿・極端に少ない尿量は危険サインです。
② 併発していないか確認したい症状
- 食欲が落ちた
- 元気がない
- トイレ以外で粗相する
- お腹を触ると嫌がる
これらがあれば、病気の可能性が高まります。
猫がトイレ前後に鳴くときの正しい対処法
① すぐに様子を観察する
- 何回トイレに行くか
- 出ているか、出ていないか
- 鳴き方はどんな感じか
最低でも半日〜1日はしっかり観察しましょう。
② 水分摂取を促す
- 新鮮な水を複数置く
- ウェットフードを取り入れる
水分不足は、尿トラブル・便秘の原因になります。
③ トイレ環境を清潔に保つ
- 砂をこまめに交換
- 静かで安心できる場所に設置
ただし、改善しない場合は環境ではなく体調の問題を疑いましょう。
絶対にやってはいけないNG対応
- ❌ 様子見で放置する
- ❌ 叱る
- ❌ 痛がっているのに無理にトイレに連れていく
特に尿が出ていないのに放置するのは危険です。
動物病院を受診する目安【重要】
次のいずれかに当てはまる場合は、すぐに受診してください。
- トイレ前後に毎回鳴く
- 尿が出ていない、極端に少ない
- 血尿が出ている
- 排便時に激しく鳴く
- 元気・食欲が落ちている
オス猫の場合、半日以上尿が出ないのは緊急事態です。
可能であれば、
- トイレの回数
- 排泄物の写真
- 鳴いている様子の動画
を持参すると診断に役立ちます。
まとめ
猫がトイレ前後に鳴く行動は、
- 排尿・排便時の痛み
- 膀胱炎や尿路結石
- 便秘や腸の不調
など、重大な異常のサインであることが多いです。
「様子を見よう」と先延ばしにせず、
少しでもおかしいと感じたら早めに動物病院へ相談しましょう。


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