「ゲンくん、なんか元気ないね?」
「……ちょっと、ソファの位置変わって落ち着かないニャ。」
猫はとってもデリケート。
人から見れば些細なことでも、猫にとっては大事件なんです。
今回は、猫がストレスを感じたときに見せる行動の変化と、
飼い主ができるやさしいケア方法を紹介します。
猫がストレスを感じやすいシーン
猫は基本的に「変化」が苦手な動物。
こんなときにストレスを感じやすい傾向があります👇
- 引っ越しや模様替えをした
- 家族や他のペットが増えた
- 飼い主が長時間家を空けた
- 病院やシャンプーなどで怖い思いをした
- トイレやごはんの場所が変わった

コウくん
ボクたちにとって“いつも通り”がいちばん落ち着くニャ。
猫のストレスサイン(行動の変化)
猫は言葉で「ストレスだよ!」と言えないぶん、
行動やしぐさでそのサインを出しています。
ここからは、猫がストレスを感じたときによく見られる行動変化を紹介します。
① グルーミングのしすぎ・しなさすぎ
ストレスがたまると、自分の体をなめすぎることがあります。
逆に、まったく毛づくろいをしなくなる場合も。
- 毛が薄くなる・ハゲる
- いつも同じ場所をなめている
- 毛づくろい中にピタッと止まる
ストレス性脱毛(心因性脱毛)のこともあるので要注意です。
② 食欲がなくなる・急に増える
- 大好きなフードを残す
- おやつも見向きもしない
- 逆に、やけ食いのように食べ続ける
どちらも心のバランスが崩れているサイン。
体調不良との見極めも大切です。

ゲンくん
気分が落ちるときは、カリカリの音すら聞きたくないニャ。
③ トイレの失敗・粗相が増える
トイレがキレイでも、違う場所でおしっこをする場合はストレスの可能性があります。
マーキングではなく、「不安」「不満」の表れです。
- 新しいペットや人が来た
- 飼い主が長く留守だった
- トイレの位置が変わった
👉 叱るよりも「安心感を取り戻すこと」が大切です。
④ 攻撃的・過敏になる
普段は穏やかな猫が、急に怒ったり噛んだりする場合も。
- 触ろうとすると怒る
- 他の猫に威嚇する
- 音や動きにビクッと反応する
これは「怖い」「落ち着けない」状態のサイン。
静かな空間を作ってあげましょう。
⑤ よく寝る or 全然寝ない
猫は通常、1日15〜20時間眠る動物。
でも、ストレスがあると寝すぎたり寝つけなかったりします。
- いつもと違う場所で寝る
- 小さな音でもすぐ起きる
- 同じ姿勢で長時間動かない
👉 睡眠の変化も、心の不調サインのひとつです。
⑥ 隠れる・動かない
ストレスが強くなると、「安全な場所」にこもります。
ベッドの下、クローゼット、カーテンの裏などにずっと隠れていませんか?
- 呼んでも出てこない
- 目を合わせようとしない
- 食事・トイレにも出てこない
これは、心が“警戒モード”になっている状態です。

コウくん
安心できる場所があれば、少しずつ元気が戻るニャ
猫のストレスをやわらげる方法
環境を安定させる
- 家具・トイレ・ごはん場所を急に変えない
- 騒音や急な来客を避ける
- 自分のにおいのある毛布やおもちゃを置く
スキンシップは“猫のペース”で
- 無理に抱っこしない
- 優しい声かけを続ける
- すり寄ってきたら、そっとなでてあげる
遊びと安心のバランス
- 1日10〜15分の遊びタイムを作る
- 短時間でも“楽しい経験”を積み重ねる
- キャットタワーなど高い場所を用意

ゲンくん
好きな時間に好きなだけのんびりできるのが最高ニャ
それでも元気が戻らないときは?
- 食欲不振が2日以上続く
- ずっと隠れて出てこない
- 嘔吐・下痢・脱毛が増えた
これらはストレスだけでなく、病気のサインでもあります。
動物病院で相談し、必要なら血液検査や体調チェックを受けましょう。
まとめ|猫の“ちょっとした変化”に気づくことが大切
猫のストレスは、静かに忍び寄ります。
でも、行動をよく観察すれば、SOSのサインが必ず見えてきます。
- よくなめる・食べない・隠れる
- 攻撃的・寝すぎ・トイレの失敗
どれも「気づいてほしい」のサインです。

コウくん
ボクたちは強がりだけど、ちゃんと感じてるニャ。
優しく見守ってくれるだけで、心がほっとするニャ。


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