毎朝まだ暗いうちから、猫に起こされて困っていませんか?
顔を踏まれたり、鳴かれたり、物音を立てられたりすると、つい対応してしまいがちですが、対応を間違えると早朝起こしが習慣化してしまうこともあります。
この記事では、
- 猫が早朝に起こしてくる主な原因
- 突然始まった場合に注意したいポイント
- 正しい対処法とNG対応
- 病気を疑うべきサインと受診の目安
をわかりやすく解説します。
猫が早朝に起こしてくるのはなぜ?
猫は「明け方に活動的になる動物」
猫は夜行性に近い性質を持ち、特に明け方は本能的に活動が活発になる時間帯です。
そのため、人がまだ眠っている早朝に目を覚まし、飼い主にアクションを起こすこと自体は珍しくありません。
ただし、毎日しつこく起こされる場合や、突然始まった場合は理由を考える必要があります。
早朝に起こしてくる主な原因
① お腹が空いている
最も多い原因です。
- 夜ごはんの時間が早い
- 食事量が足りていない
- 成長期・若い猫
このような場合、
「朝=ごはんがもらえる時間」
と認識し、飼い主を起こしに来ます。
② 日中・夜の運動不足
エネルギーが余っていると、
- 夜〜明け方に目が覚める
- 退屈で構ってほしくなる
結果として、早朝に飼い主を起こす行動につながります。
③ 甘えたい・構ってほしい
- 飼い主の帰宅が遅い
- 日中のスキンシップが少ない
こうした場合、
「起こせば相手をしてもらえる」
と学習してしまうことがあります。
④ 飼い主の反応を学習している
早朝に起こされたときに、
- 声をかける
- なだめる
- 起きてしまう
これらを繰り返すと、
猫は「起こす=成功」と覚えてしまいます。
突然、早朝に起こすようになった場合の注意点
① 生活環境の変化
- 引っ越し
- 家族構成の変化
- 模様替え
- 飼い主の生活リズムの変化
環境ストレスにより、不安や要求行動が増えることがあります。
② 年齢による変化(特に高齢猫)
シニア猫の場合、
- 体内時計の乱れ
- 視力・聴力低下による不安
- 認知機能の低下
などが原因で、早朝に落ち着かなくなることがあります。
③ 病気が隠れている可能性
次のような病気では、
空腹感や落ち着きのなさが強く出ることがあります。
- 甲状腺機能亢進症
- 糖尿病
- 高血圧
- 痛みや違和感を伴う疾患
「急に」「頻繁に」「他の症状もある」場合は要注意です。
早朝起こしを減らすための対処法
① 寝る前にしっかり遊ぶ
最も効果的な方法です。
- 寝る30分〜1時間前
- しっかり体を動かす
- 遊びのあとにごはん
この
「遊ぶ → 食べる → 寝る」
の流れを作ることで、早朝の活動が落ち着きやすくなります。
② 夜〜明け方の空腹対策
- 夜ごはんを少し遅らせる
- 自動給餌器を使う
飼い主が起きなくても食べられる環境を作ることで、
**「起こす必要がない」**と学習させやすくなります。
③ 早朝は基本的に反応しない
つらいですが重要です。
- 声をかけない
- 目を合わせない
- すぐに起きない
※ 安全面だけは必ず確保してください。
一貫した対応ができると、行動は徐々に減っていきます。
④ 日中の満足度を上げる
- 遊びの回数を増やす
- 窓辺にキャットタワーを設置
- 知育おもちゃを活用
日中の刺激が増えると、
早朝に構ってほしがる行動は減りやすくなります。
無視していい?やってはいけないNG対応
❌ 叱る・怒鳴る
→ 不安やストレスが増えるだけ
❌ 起きてすぐごはん
→ 起こし行動を強化してしまう
❌ 日によって対応を変える
→ 学習がリセットされ、改善しにくくなります
動物病院を受診する目安
次のような場合は、早めに相談しましょう。
- 突然始まり、頻度が増えている
- 高齢猫である
- 食欲や体重に変化がある
- 水を飲む量が増えた
- 夜鳴きや混乱した様子がある
可能であれば、動画を撮影して受診時に見せると診断の助けになります。
まとめ
猫が早朝に起こしてくる行動は、
- 本能
- 空腹
- 運動不足
- 甘え
といった理由で起こることが多く、対応次第で改善できるケースがほとんどです。
ただし、
突然始まった場合や高齢猫では病気の可能性もあります。
日々の様子をよく観察し、
生活リズムと環境を整えつつ、
気になる変化があれば早めに動物病院に相談しましょう。


コメント