「最近、やたら水を飲む」
「水皿がすぐ空になる」
「前より明らかに量が増えた気がする…」
猫が急に水をたくさん飲むようになると、
飼い主は強い不安を感じますよね。
実はこの行動、
問題ないケースとすぐ受診すべきケースがはっきり分かれます。
この記事では、
- 猫が水をたくさん飲む主な理由
- 正常な飲水量の目安
- 注意すべき病気のサイン
- 家庭でできるチェック方法
- 動物病院へ行く判断基準
を、初めての方にもわかりやすく解説します。
猫が水をたくさん飲むのは異常?
結論から言うと、
「急に」「明らかに」「継続して」増えた場合は注意が必要です。
猫はもともと水をあまり飲まない動物。
そのため、飲水量の変化は体の異変に直結しやすい特徴があります。
猫の1日の飲水量の目安
一般的な目安は、
- 体重1kgあたり 約40〜60ml/日
例:
- 4kgの猫 → 約160〜240ml
ただしこれは、
食事(ドライかウェットか)・年齢・季節で大きく変わります。
猫が水をたくさん飲む「正常な理由」
① 暑さ・室温の変化
夏場や暖房が効いた室内では、
体温調節のため自然と水分摂取量が増えます。
この場合は、
- 元気
- 食欲あり
- トイレも通常通り
であれば、問題ないことが多いです。
② ドライフード中心の食事
ドライフードは水分量が約10%。
ウェットフード中心の猫と比べると、
水皿から飲む量が増えるのは自然です。
③ 運動量が増えた
- 遊ぶ時間が増えた
- 若い猫・活発な猫
では、水を飲む量も増えます。
注意が必要な「異常の可能性がある理由」
① 腎臓病(特に老猫)
猫に非常に多い病気です。
- 水をよく飲む
- 尿の量が増える
- 痩せてきた
初期症状として「多飲多尿」が現れます。
② 糖尿病
以下の症状がある場合は要注意。
- 水を大量に飲む
- 尿が多い
- 食欲があるのに痩せる
中高齢猫に多く見られます。
③ 甲状腺機能亢進症
- 食欲旺盛
- 落ち着きがない
- 水をたくさん飲む
高齢猫に多い病気です。
④ 膀胱炎・尿路トラブル
- 頻繁にトイレに行く
- トイレ前後に鳴く
- 血尿
水を飲んで排尿しようとするため、
飲水量が増えることがあります。
家庭でできるチェックポイント
以下を観察してみてください。
- 水を飲む量が「急に」増えたか
- 何日続いているか
- 尿の量・回数
- 食欲・体重・元気
特に
「飲水量+尿量」が同時に増えている場合は重要なサインです。
水をたくさん飲む猫に対してやっていいこと・ダメなこと
やっていいこと
- 水を制限しない
- 飲水量を記録する
- トイレチェックをする
やってはいけないこと
- 「様子見」を長期間続ける
- 水を減らす
- 自己判断で安心する
水を飲むのは、
体が必要としているサインです。
動物病院に行く目安
以下が当てはまれば、早めに受診をおすすめします。
- 数日以上、多飲が続く
- 明らかに以前より量が多い
- 老猫(7歳以上)
- 他の症状もある
「念のため」でも、決して早すぎません。
まとめ|水をたくさん飲むのは“体からのメッセージ”
猫が水をたくさん飲む理由は、
- 環境による自然な変化
- 食事内容
- 体調不良や病気
と、幅があります。
大切なのは、
「いつもと違う」に気づいてあげること。
あなたのその違和感は、
猫を守る一番のセンサーです。

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