猫が家の中をウロウロ歩き回り、なかなか落ち着かない様子を見せると、
「何か不満があるの?」「体調が悪いのでは?」と心配になりますよね。
実は、猫が落ち着きなくウロウロする行動には、環境・心理・体調・病気など、さまざまな原因が考えられます。
特に急に始まった場合は注意が必要です。
この記事では、
- 猫がウロウロする主な理由
- 突然始まったときに考えられる原因
- 病気の可能性と受診の目安
- 飼い主ができる具体的な対処法
をわかりやすく解説します。
猫が落ち着きなくウロウロする主な理由
① 何かを要求している(空腹・甘え・トイレ)
猫は言葉で要求を伝えられないため、行動でアピールします。
- ごはんが足りない
- トイレが汚れている
- 飼い主に構ってほしい
このような場合、鳴きながらウロウロすることが多いです。
まずは
✔ ごはん
✔ 水
✔ トイレ
✔ スキンシップ
を確認してみましょう。
② 退屈・運動不足
完全室内飼いの猫に多い原因です。
- 遊び時間が足りない
- 刺激が少ない
- 狩猟本能が満たされていない
こうした状態が続くと、エネルギーを持て余してウロウロします。
特に若い猫や活発な性格の猫に多く見られます。
③ 環境の変化によるストレス
猫は環境の変化が苦手です。
- 引っ越し
- 家具の配置換え
- 新しい家族やペット
- 来客が増えた
こうした変化により、不安になって落ち着かず歩き回ることがあります。
④ 発情や本能的な行動
避妊・去勢をしていない猫では、
- 落ち着かず歩き回る
- 鳴き声が増える
- 外を気にする
といった行動が見られることがあります。
急にウロウロし始めた場合に注意したい原因
① 体調不良や痛み
猫は不調を隠す動物ですが、痛みや違和感があると落ち着かなくなることがあります。
- お腹が気持ち悪い
- 排尿・排便がうまくいかない
- 関節や腰が痛い
「横にならず歩き続ける」のは、どこかが不快なサインかもしれません。
② 高齢猫の認知機能の低下
シニア猫(10歳以上)では、
- 目的なく歩き回る
- 同じ場所を行ったり来たりする
- 夜にウロウロする
といった行動が見られることがあります。
これは猫の認知機能不全症候群の初期サインである可能性があります。
③ 病気が隠れている可能性
以下の病気では、落ち着きのなさが見られることがあります。
- 甲状腺機能亢進症
- 高血圧
- 神経系の疾患
- 腎臓病
- 尿路結石・膀胱炎
特に
✔ 食欲の変化
✔ 水を飲む量が増えた
✔ 体重減少
✔ 夜鳴き
を伴う場合は要注意です。
猫がウロウロするときの正しい対処法
① まずは基本的な欲求を満たす
- ごはん・水は足りているか
- トイレは清潔か
- 静かに休める場所があるか
意外と単純な理由であることも多いです。
② 遊びの時間を増やす
- 1日1〜2回、5〜10分でもOK
- 猫じゃらしなど狩り遊びを意識
- 手や足で遊ばない
適度な運動は、落ち着きの改善に非常に効果的です。
③ 安心できる環境を作る
- 高い場所や隠れ場所を用意
- 騒音を減らす
- 生活リズムを一定にする
猫が「安心できる」と感じることで、行動は落ち着いてきます。
④ 高齢猫の場合は生活をサポート
- 段差を減らす
- 夜間は常夜灯をつける
- 食事・トイレの位置を分かりやすく
シニア猫には、不安を減らす工夫が大切です。
やってはいけないNG対応
- ❌ 無理に抱っこして落ち着かせようとする
- ❌ 叱る・怒鳴る
- ❌ 行動を無視し続ける
これらはストレスを増やし、逆効果になることがあります。
動物病院を受診する目安
次のような場合は、早めに受診しましょう。
- 急に始まり、数日続いている
- 明らかに様子がおかしい
- 食欲・体重・排泄に変化がある
- 夜も眠らずウロウロしている
- 高齢猫である
可能であれば、行動の様子を動画で記録しておくと診察に役立ちます。
まとめ
猫が落ち着きなくウロウロする理由は、
- 何かを要求している
- ストレスや退屈
- 体調不良や病気
- 加齢による変化
など、さまざまです。
特に急に始まった場合や、他の症状を伴う場合は注意が必要です。
日頃から猫の行動をよく観察し、気になる変化があれば早めに対処・受診しましょう。


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